2009年10月17日土曜日

神様は我々に何をしろと言っているのだろう?

人間に快感をもたらすホルモンは約20種が知られている。
作用の仕方や強弱の差はあってもその薬理作用はほぼ同じ。
春山氏はこれらを総称して、脳内モルヒネと呼んでいる。

この脳内モルヒネの中でも最強の快楽ホルモン物質は、βーエンドルフィンで、
その効力は麻薬のモルヒネの5~6倍はある。

このような快楽物質が我々の脳内で作られるのは何を意味しているのだろうか?

我々人間は自然発生的に生まれて来たとしたら、このような複雑な仕組みが必要だったのだろうか?
また、自然にこのような設計図ができるだろうか?

ここにはやはり、我々を創造した何かがいて、プログラムを作り送り込んでいるとしか思えない。
それを仮に神と呼ぶ。

神は、我々の行いを判断し、いい行いには快楽ホルモンを出し、その方向に向かわせる。
悪い行いの場合、毒性ホルモンを送り込み、抑制する。

人間の行いは自由だから、何でもできる。
しかし、そんな人間は神は欲していないのだから、罰が下る。

人を押しのけて、金を儲けたという人がこの世の中にはたくさんいる。
地位や名誉も得た。
そうすると、脳内モルヒネは分泌する。
しかし、なぜだかその脳内モルヒネの分泌は続かない。
戦いに勝ったときの快楽ホルモンだから、戦いがなくなった後は脳内モルヒネはでないのである。

何とか、快楽ホルモンが出るように活動するが、そこには、もう戦いがない。

その後は、お金を数えたとしても、それはもはや喜びではない。
そこで、お金を使い、単なる享楽を求める。

また、自分が生きてきたその間には多くの犠牲者がいたはずだ。
その人たちの恨みから、自分の心は次第にすさんでいく。
そして、死に至るのだ。

神は、脳内モルヒネを永続的に出す人生を人に送ってもらいたいと思っている。
精神的満足こそがその道であることを教えているのだ。
それは、人が人を助け合い、いつくしみあうことを理想としている。

実は、この脳内モルヒネの研究をしていると、神の意図が見えてくるのだ。

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