2009年10月15日木曜日

ストレスを受けると活性酸素

人はストレスを受けると、防御反応に入る。
すなわち、ノルアドレナリンの毒物を体に発散し、それぞれの細胞はその毒物に対する防御を行うのだ。

端的には、血管が収縮し、血圧を上げる。
ところご、この状態が長く続くと、血管に目詰まりを起こしやすくしてしまう。
脳の太い血管が詰まると脳梗塞。細い血管が詰まると脳が溶け出し、ボケ状態となる。

ところが、人間の体を内部から壊すものがある。
それが活性酸素。
活性酸素には自然界に存在するものと、体内で作り出すものがある。
いずれも、老化物質を作り出したり、遺伝子を傷つけたりする。
すなわち、あらゆる病気のもとを作り出したり、老化させたりする最大の原因なのである。

ただ活性酸素は、走ったりなどして体がエネルギーを使って何かをするときにはどうしても出てくるものなので、体にはあらかじめそれを中和する機能が備わっている。
それが、SOD(スーパーオキシド・ジスムターゼ)酵素と呼ばれるもの。

ところが、このSODは、脳の発育が止まった段階で、この量は次第に減っていくのである。
すなわち、活性酸素にみあったSODが出て来なくなり、病気になったり、老化していくのだ。

また、アドレナリンやノルアドレナリンが出るとき、すなわち、ストレスを感じたときなども、活性酸素の発生が促されてしまう。

しかし、最近では脳細胞が若ければ、活性酸素の害は少なくて澄むことが確認されている。
言い換えれば、プラス発想していれば、活性酸素の傷害を防ぐことができるということである。

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