2009年11月13日金曜日

脳内モルヒネと脳波

脳内モルヒネと脳波について説明する。
脳内モルヒネが出ているときは必ず、α波が出ていることがわかっている。

β波が出るときはβーエンドルフィンは消えている。
脳に入ってくる刺激が同じでも、それを頭でどのように考えるかによって、α波になったり、β波になったりするのだ。

β波は我々が生きていくうえで不可欠なもの。
しかし、こればかり出していたのでは、人間は長生きできない。
また、人生を楽しむことができない。

α波を出すのはある意味では簡単で、どんなことでも肯定的に受け入れる姿勢で、何事にも感謝し、プラス発想すればいいのだ。

α波状態と脳内モルヒネの分泌はニワトリと卵の関係で、どちらが先かは解らない。
ただし、一体の関係にあるのは間違いはない。

このα波に一番効き目のあるのが瞑想である。
うまく瞑想できる訓練をつめば、α波は思いのままに出せるようになる。

α波が出せるということは、脳内にβーエンドルフィンなどの快感物質を分泌すること。

普通、我々が何かをしようとすると、無意識に緊張が伴って、実力が発揮できないという、いわゆる「努力逆転の法則」が働くのだが、この原因となるのが、アドレナリン系の神経伝達物質なのだ。

このような時、プラス発想をして、意識的に脳内モルヒネを分泌させると、脳波はα波にコントロールされ、大脳の前頭連合野の機能が活性化する。
そのような状態では、、意識と潜在意識が統合され、脳の深いレベルで、成功へ向けての肯定的な発想をプログラムする。
したがって、このような状態では潜在意識を意識的にコントロールすることができ、様々な能力が活性化していくのだ。

潜在意識が意識化されることにより、精神感覚も鋭くなり、、感やひらめきの力が強くなる。
そのため創造力も高まっていくのだ。

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