2009年11月4日水曜日

ホルモンは脳の中における情報伝達人

脳というのは、ホルモンの塊といっても過言ではない。
しかし、一般的には、脳は神経の塊と思われている。
神経細胞がいっぱいあり、それが電気回路のようになっていて、細胞と細胞をつなぐ電線のような突起が伸びている。
それらに微弱な電流が流れることで、脳の命令がでんたつされる、と理解している人が多いようだ。

しかし、神経細胞間には小さな間隙、つまり、スキマがあるのだ。
このスキマにホルモンが分泌されることにより、情報が伝達される。

すなわち、ホルモンは脳の中における情報伝達人なのだ。

このホルモンは脳のあらゆる場所で分泌され、、それによって脳が体全体に指令を送る。
そうすると体のほうでも同じようなホルモンが分泌され、それによって情報を受け取った細胞が、その命令にそった行動をするのだ。

すなわち、人間がものを考えたり、行動したり、感じたりするには、ホルモンが必要なのだ。

現在ホルモンは百数十種類知られている。

ホルモンはアミノ酸からできている。
脳内モルヒネにとって、最も重要なのはチロシンというアミノ酸。

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